歯の予防Information

健康な歯で楽しく過ごせるように！

普通は何らかの症状があって医者に行きます。例えば風邪が治ったら、熱が下がったら、医者に通いません。

でも、歯医者には症状がなくても定期的に通うことが勧められます。何故でしょうか？実は、それは理にかなっていることなのです。
人間は生きていくために食事をします。そして、歯磨きをします。
でも、歯磨きで取り除ける汚れ、歯垢（プラーク）は60％、フロスを併用して80％、さらに歯間ブラシを使用してどれだけ丁寧にきれいにしても90％。つまり、必ず磨き残しが存在してしまうのです。

磨き残った歯垢（プラーク）は細菌のかたまりで、歯石になると自分で取り除けないばかりか、さらに歯垢（プラーク）がまとわりつきやすくなり、毒素を出し続けて、歯や歯周組織を破壊していきます。
歯科医院に行って専門的にきれいにしてもらわないと、つまりは悪いものが溜まっていく一方通行の道しかないからなのです。

もちろん、人間の抵抗力にも個体差があって、たまたまその対抗力が強い人は、なかなか症状として表れにくいわけですが、それでも、悪いものが溜まっていく一方通行の道しかないということに変わりはありません。食べ物を食べないわけにはいきませんし・・・。

だから、歯の予防なのです。医者と違って、症状がないのに歯医者に通った方が良い理由はそこにあります。
そして当院の「特に、大人の歯の予防は、何より気持ち良い！」と評判です。

実際、虫歯や歯周病は、初期のころは痛みも自覚症状もほとんどないので、痛みが出たときには症状も進行しているケースがほとんどで、治療には予防よりも時間も費用もかかってしまいます。
また、お口の健康から全身の健康が始まると言われるほど、予防歯科は重要な分野となり、医科からも注目されています。

はつかわ歯科・矯正歯科クリニックでは、お一人お一人のお口の中のリスクを的確に見極めながら、子供には虫歯にならないよう口腔管理を、大人にはさらに歯周の口腔管理を意識しながら、お口の中の清掃（ＰＭＴＣ）や定期検診などのリスクコントロールを行っていきます。
そして、虫歯や歯周病に罹らないよう、健康な皆さんの歯を守っていきます。

ＰＭＴＣ～医院で行う歯のクリーニング

毎日歯をきれいに磨いているつもりでも、通常のブラッシングだけでは完全に落としきれていない汚れがあります。

歯の表面のばい菌は、バイオフィルムという強固な膜を作って歯の表面に張り付いています。

それをプロの技術でキレイに落とすのがＰＭＴＣ（ Professional Mechanical Tooth Cleaning ）という、歯科医院でプロが行う歯のクリーニングです。

毎日の歯磨きだけでは除去できない歯石や歯垢（バイオフィルム）や歯の着色などの汚れを、スケーラーやゴムのチップなどを使って痛みを伴うことなく除去しますので、タバコのヤニ、茶渋等の着色が気になる方にもお勧めです。

ＰＭＴＣは、皆さんのお口の状態に合わせ歯科衛生士が行います。

  

お子さんのための歯の予防について

生えてきたばかりの永久歯は、虫歯になりやすく急激に進行します。

虫歯にならないために、フッ素コーティングや噛み合わせの深い溝にプラスチックを流して虫歯菌の進入を防ぐシーラントなどと、正しいブラッシングケアで予防していきます。

【フッソ塗布】

【シーラント】

【ブラッシング】

「虫歯菌・歯周病菌は感染症」ですので「回し飲み、回し食い、スプーンや箸の使いまわし」などでも感染する可能性があります。

たとえば、生活を共にするご家族間でも感染してしまうため「お母さんが赤ちゃんへ口移しで食べ物を与える」と、無菌だった赤ちゃんの口中に虫歯菌や歯周病菌が移ってしてしまいます。